ヨウ素(昆布・海藻類)
上限 2000µg/日妊婦の耐容上限量(UL)は2,000µg/日(DRI2025)。過剰なヨウ素は甲状腺機能を抑制し(ウォルフ・チャイコフ効果)、胎児の甲状腺ホルモン産生・発達に影響する可能性がある。昆布(乾燥)5gで約10,000µgと上限を大幅に超える。
採用基準の根拠
日本の食文化では昆布が食卓に多く登場するが、海藻類由来のヨウ素摂取量は欧米と比べ格段に多い。一方、ヨウ素は甲状腺ホルモン(T3・T4)合成に必須であり推奨量は240µg/日(妊婦)。極端な制限より「昆布の毎日大量摂取を避ける」が現実的。だし昆布は煮出し後に除き、週数回程度の使用に留めることを推奨。
具体的な目安
昆布(乾燥)5g:約10,000µg ⚠️ / ひじき(乾燥)5g:約1,000µg ⚠️ / 昆布だし(お椀1杯):数十〜数百µg(抽出時間による) / わかめ(生)5g:約100µg / ノリ(1枚2g):約40µg
出典
日本人の食事摂取基準(2025年版)微量ミネラル(ヨウ素)内容に誤りや改善のご意見がありましたら、お問い合わせフォームよりお知らせください。